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子宮筋腫とは?子宮筋腫の症状とは?症状をチェックするには

子宮筋腫とは子宮にできる良性の腫瘍です。生理の時に経血の量が多くなることや生理痛が重くなるといった症状を引き起こし、さらには不妊や流産に繋がってしまうこともあります。

毎月の生理の際、重い症状が現れていることや妊娠できないといった悩みには子宮筋腫が関係している可能性も考えられますので、この症状のチェックして子宮筋腫があることを把握しなければなりません。

そこで、子宮筋腫とはどのようなものでどんな症状があるのでしょうか。また、症状をチェックするにはどうすれば良いのでしょうか。
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子宮筋腫とは?

子宮筋腫とは、子宮筋層にできる良性の腫瘍のことを指します。30代~40代に発症しやすいもので、悪性化する確率は0.5%と低いものです。

この子宮筋腫は子宮に複数個できたり、大きさの大小も様々ありますが、子宮筋腫ができること自体で命に関わることはありません。

ただ、子宮筋腫ができていることで子宮が圧迫や引き伸ばされるなどの影響を受けてしまうため、生理や妊娠に影響をもたらしてしいます。また、この子宮筋腫は女性ホルモンによって大きく成長してしまうことがあります。

さらに、子宮でも発生する場所が異なるだけでも、重い症状に悩まされることやその反対に症状が全く出ないことがあり、発見に遅れてしまう場合があるのです。子宮筋腫が悪化してしまうと、なんと10キロにもなる大きな筋腫にまで成長してしまうことがあります。この場合は筋腫を取り除くための手術を受ける必要があります。

子宮筋腫の症状とは?

子宮筋腫の症状は、「粘膜下筋腫」「しょう膜下筋腫」「筋層内筋腫」の3つに分けられます。この場所の違いによって症状の表れ方に違いが出てきますので、どういったものがあるのかを把握しておきましょう。

粘膜下筋腫

子宮粘膜下から子宮の内側に向かって発育するのが粘膜下筋腫です。この粘膜下筋腫は胎児の宿る子宮の内腔に筋腫が出てくるため、特に妊娠しにくくなってしまいます。

筋腫ができてまだ小さい段階からも不正出血が起き、生理時の出血量も多くなります。この粘膜下筋腫では、不正出血が続くことや筋腫を伝って子宮内に細菌感染が起こってしまうこともある危険な状態になる場合もあります。

しょう膜下筋腫

子宮のしょう膜下にできた筋腫が子宮の外側に向かって成長していくしょう膜下筋腫では、筋腫がかなり大きくなるまで症状が表れにくいと言われています。

下腹部に触れることでしこりを確認できますが、大きくなってもつらい症状がほとんどないことが多く、見逃されてしまうことも多いものです。

筋層内筋腫

筋肉の中で成長するのが筋層内筋腫です。これは筋腫が大きくなることに連れて、子宮の内側を覆う子宮粘膜が引き伸ばされていくもので、生理痛や出血量が多くなります。この筋層内筋腫は下腹部を触るとしこりがあるのが分かります。

子宮筋腫の症状をチェックするには

子宮筋腫の症状をチェックするためには、毎月の生理の際に注意して体の調子がどのようであるかを自身で把握する必要があります。

    ・経血の量が多くなる
    ・生理痛が重くなることが
    ・生理のたびに貧血になる
    ・生理周期に関係ない出血(不正出血)
    ・頻尿や腰痛がある
    ・下腹部をさわるとしこりがある

子宮筋腫があると妊娠しにくくなることや流産に繋がりやすくなるため、特に妊娠を望んでいる女性にとっては重大な問題になりますので、もしこういった症状が見られた場合には、検査を受ける必要があります。

子宮筋腫は改善することができるものですので、まずは自分の症状を把握することから始めましょう。
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