あくびや眠気・体温上昇低下の症状は高血圧が原因で起こる?
日中にあくびや眠気が続いていること、体温の上昇低下の症状を感じたことはありませんか?あくびや眠気があると、疲れや睡眠不足が原因だと思い込んでしまいがちかもしれませんが、実はこれらの原因には血圧が深く関係しているということをご存知でしょうか。
血圧の変化は体調の変化でもあると言えるのですが、あくびや眠気、体温の上昇低下の場合の血圧の変化は、どのようになっているのでしょうか。
血圧の変化は健康状態にも影響を与えやすいと言えますので、これらの症状の原因についてきちんと把握しておきましょう。もちろん、普段から血圧のコントロールもしっかりと行いましょう。
あくびや眠気・体温上昇低下の症状とは
あくびや眠気、体温の上昇低下などは日頃よく表れやすいものですが、実はそれぞれ意味を持っている症状でもあります。
あくび
あくびは夜更かしや徹夜で眠くなった時だけではなく、満腹や退屈になった時にもでるもので、体の筋肉の緊張が和らいだ時に刺激を与えて目覚めさせようとする脳の刺激の働きだと言われています。しかし、これらと関係ないときに出る生あくびというものもあります。この生あくびは偏頭痛の前触れや血圧の変化、脳疲労などによって引き起こされます。
眠気
眠気には、夜になって自然と表れるものや夜更かし、徹夜をしていて表れるもの、さらに食後や退屈な時に表れるといったいくつものパターンがあります。食後に眠気が表れるのは、食べたものを消化するためであり、さらに体の血液を胃や腸などの消化器官に集めることで、脳に行く血液が少なくなるからです。
体温の上昇低下
私達は体温を一定に保っている恒温動物ですが、季節の変化で気温も変わると、同時に体温も変化してしまうこともあります。体温は血圧によって変化も起こりますが、特に周囲の気温の変化で体温が変わってしまうと体調に大きな影響を及ぼしてしまうため、できるだけ維持していくことが求められています。
あくびや眠気・体温上昇低下の症状は高血圧が原因で起こる?
あくびや眠気、体温上昇低下の症状には血圧が変化していることがあるのですが、その血圧の変化とは様々な病気が伴う高血圧ではなく、低血圧によって引き起こされていることが考えられます。
睡眠をしっかりととっているとき、または食後や退屈なとき以外のときでもあくびが出ていると、上記でご説明しているように生あくびとなりますが、この症状の偏印にはストレスや疲労感、低血圧が原因によって引き起こされているでしょう。
低血圧、または低血糖や栄養不足になっていると、脳の酸素が不足していることであくびが引き起こされます。さらに、この生あくびは偏頭痛の前兆にもなっていることに加えて、何度も繰り返して生あくびがでるのであれば、脳梗塞や脳腫瘍といった脳の病気の症状の場合もあります。
さらに体温の変化と血圧も非常に深く関係しています。体温が上昇するのは心臓が全身に血液を送り出しているときで、運動をしたときのように体温が上昇します。
そのことから、体温が低下している時には低血圧の可能性も伺えますので、早めにチェックしてみると良いでしょう。これらの症状はどれも見逃すことができないのです。