1型糖尿病と2型糖尿病の違いは?糖尿病1型と2型は何が違うの?
糖尿病は大きく分けて、1型糖尿病と2型糖尿病の2つに分類されていますが、同じ糖尿病と言っても症状や原因がそれぞれで異なっています。また、どちらの糖尿病でも合併症を引き起こしてしまう危険性もあります。
1型糖尿病と2型糖尿病で糖尿病を引き起こさないように治療をしていくには、どちらも血糖値を上手くコントロールしながらうまく付き合っていくことが必要です。
また、合併症がおこる可能性を下げるためには適切な治療が必要となりますので、まずはそれぞれの糖尿病の特徴からしっかりと把握しておきましょう。
そこで、1型糖尿病と2型糖尿病の違いと、糖尿病1型と2型は何が違うのでしょうか。
1型糖尿病と2型糖尿病の違いは?
1型糖尿病と2型糖尿病の違いは、糖尿病の中でも、1型糖尿病と2型糖尿病には発症しやすい年代から、症状や原因、治療まで異なるものです。しかし、同じく糖の吸収ができずに、高血糖の状態が続くことで体の様々な部分に影響が表れてしまう病気ですので、それぞれの特徴をしっかりと把握しておくことが必要です。
1型糖尿病と2型糖尿病の特徴を把握しておけば、それぞれの糖尿病の対策や早期発見をすることもできると言われています。
1型糖尿病の特徴
1型糖尿病は、痩せ型で0~15歳の若い人に発症しやすい傾向にあります。症状は自覚できるものがあり分かりやすく、また進行も早いと言われています。体内では自己免疫のため、すい臓からインスリンが分泌できない状態になってしまうので、これを補うためにインスリン注射を用いた治療に取り組んでいく必要があります。2型糖尿病よりも発症する人の割合は少ないものです。
1型糖尿病とは?1型糖尿病の症状とは?1型糖尿病の原因とは?
2型糖尿病の特徴
2型糖尿病は、肥満気味の中高年の世代に発症しやすい傾向にあります。初期症状や自覚症状がほとんど表れないため、進行してから糖尿病に気付くといったケースが多く見られています。体内では、すい臓から分泌されるインスリンの量が減少していたり、インスリン自体が作用しなくなってしまい血糖値が上がってしまいます。その血糖値をコントロールしていくために、主に食事や運動を中心に治療を行います。他の糖尿病と比較した中でも、その割合が95%を占めているという最も多い糖尿病です。
2型糖尿病とは?2型糖尿病の症状とは?2型糖尿病の原因とは?
1型糖尿病と2型は何が違うの?
1型糖尿病と2型糖尿病で違う点は、症状の表れ方や原因が挙げられます。糖尿病を発症していても、それぞれで違う点を理解しておくことで適切な治療を取り入れることができます。
1型糖尿病と2型糖尿病にはどちらにも、恐ろしいと言われている合併症を引き起こしてしまうリスクがありますので、同じように回避していくことが必要です。
1型糖尿病の症状と原因
1型糖尿病に見られる症状は分かりやすいもので、疲れやすさや元気が出ない、風邪のような症状があることから始まり、喉の渇きや多尿などの症状が表れます。まだ確定的な原因は不明ですが、遺伝子が関係していると言われています。また、この1型糖尿病は体を守る免疫機能の誤作動によって引き起こされてしまいます。
2型糖尿病の症状と原因
2型糖尿病の症状には初期症状や自覚症状がほとんどなく、多飲多尿の他には体重の減少、生理不順などがあります。この原因として最も近いものとして、食生活の乱れや運動不足などの生活習慣の乱れが関係しています。現代の食生活で食べ過ぎや肥満になっていることが関係して引き起こされています。
1型糖尿病と2型糖尿病の治療について
1型糖尿病と1型糖尿病では、どちらにも血糖値をコントロールすることが必要となりますので、1型糖尿病では主にインスリン注射をするインスリン治療が用いられ、2型糖尿病では主に食制限をした食事療法が行われます。
もちろん、インスリン治療をしている1型糖尿病の患者さんにも、普段の食事の中で血糖値をコントロールしていくことが必要です。患者さんにはそれぞれに合った食事療法を行うことが求められているのです。
そこで、糖尿病と闘っている全ての人には、血糖値のコントロールに適した藤城式食事法がおすすめできます。藤城式食事法は治療として適しているもので、これまでに運動や薬、インスリン注射で治療を続けていた人でもそれらを止められるほど、血糖値を下げていくことができると言われているのです。