息切れや発汗症状・息苦しい症状は高血圧が原因で起こる?
私達の体では、1日のうちに血圧は常に変化するものですが、この血圧の高低によって様々な症状が引き起こされてしまうものです。
例えば、激しい運動をしていないにも関わらず、息切れや発汗、息苦しい症状が表れることがあります。特に病気を抱えていない場合にこれらが表れるのであれば、血圧の変化によって引き起こされているものだと言えます。
特に、血圧は体に異変をもたらしてしまい、悪化すると命に関わる病気のリスクにもなりかねませんので、十分な対処が必要となります。息切れや発汗、息苦しい症状が出る原因はしっかりと把握しておきましょう。
息切れや発汗症状・息苦しい症状は高血圧が原因で起こる?
特に病気を持っていなくても、息切れや発汗、さらに息苦しい症状が出ているのであれば、これは低血圧の症状が挙げられます。
低血圧というと、高血圧よりも安全なイメージを持っているかもしれません。低血圧は高血圧と比べて病気に繋がるリスクは少ないと言えるのですが、だるさや疲れやすさ、めまいや頭痛、耳鳴りや肩こり、発汗や動悸、不整脈などの様々な症状が引き起こされてしまいます。
息切れや発汗、息苦しさの症状も、この低血圧によって引き起こされてしまうものなのです。この低血圧の症状はつらいものですが、特に診断基準なども設けられていないため、高血圧よりも軽視されがちとなってしまっているのです。
ちなみに、この症状が表れるのは女性が多いと思われていますが、男性にも見られており、年齢が上がるにつれて性別における差が少なくなっています。また、高齢者では血圧の低下によって失神、転倒といった危険も伴うため要注意です。
高血圧の場合にも息切れや発汗、息苦しさは起きる?
上記では低血圧の主な症状として、息切れや発汗息苦しさの症状が表れることをご説明しましたが、実は高血圧の場合にも表れることがあります。
高血圧ではその症状がほとんど表れにくいものとなっていますが、人により息切れなどの症状を自覚することがあるということです。ただ、この症状が出ていることが高血圧の目安とすることはできませんので、正確に診断するには血圧の数値の測定を行う必要があります。
この症状に気付くことができずに高血圧の状態が続いていると、全身の血管に負担がかかって障害が起きてしまい、高血圧から他のリスクを引き起こしてしまうようになります。高血圧のリスクとは脳卒中や動脈硬化、腎不全や心臓病を引き起こすもので、命に関わる深刻なものです。