どもりとは?どもりの症状とは?どもりをチェックするには
どもりとは、言葉を繰り返したりつまってしまったり、どもってしまうことを予期して発言を避けようとするなどの症状があります。
普段の生活で人と話をする際、言葉がつまってスムーズに話せないということはありませんか?もしかすると、それはどもりの症状かもしれません。
どもりは幅広い年代にみられ、言語症状が出るものです。この言語症状にはいくつかの種類があり、どもりやすい時が多い人やどもらず話せるが本当はどもりに悩まされている人など、様々なケースが見られています。
もし、自分の発する言葉がどもりか気になっている際には、チェックすることが必要となります。チェックすることで自分の症状に気付くことができ、効果的な対策に取り組むことができます。
どもりとは?
どもりとは、吃音(きつおん)とも呼ばれているもので、言葉を繰り返したりつまってしまったり、どもってしまうことを予期して発言を避けようとするなど、言語症状が出ていることを指します。どもりの原因はまだ解明されていませんが、脳や発語器官に病気などの異常や明確な根拠が無いものがどもりと定義されています。
緊張したり驚いていた時に表れる言語症状は、ほとんどがどもりと関係なく誰でも表れることのある症状です。
会話をしているときなど、相手がどもっていると感じていても、本人は自分がどもっていることに気付かない場合もあります。また、反対に流暢に話している人の中にも、実はどもりを抱えているという場合もあります。これがどもりというものです。
どもりの症状とは?
どもりの症状とは、主に3つに分類することができます。主などもりの症状はこの3つですが、どもりを回避するために話すことを避けてしまったり、自分にどもりの症状があることを隠そうとすることも出てきます。まずは基本的な症状を見ていき、チェックしてみましょう。
連発型
言葉を繰り返し発音してしまう連発型です。これは「こんにちは」と言いたいのに「こ、こ、こ、こんにちは」のように、特に最初の音を繰り返す言い方で、どもり始めた初期症状だと言えます。
伸発型
言葉を引き伸ばして発音してしまう伸発型です。これは「こんにちは」といいたいのに「こーーーんにちは」のように、特に最初の音を引き伸ばす言い方で、連発型と同じ初期症状でもあります。
無声型
無声型では「こんにちは」という言葉が「こ・・・」などと途中で詰まってしまうものです。最初の言葉が出れば割と話せるのですが、次の言葉が発音できなくなってしまいます
どもりをチェックするには
どもりをチェックするには、普段の会話で自分がどのように話をしているかという意識だけでは難しいため、他の人に協力してもらうかボイスレコーダーを利用するのが適していると言えます。
実際にどもりになっているかどうかのチェックをするには、頻繁に言葉がつまっているか言葉の出だしでどもっている、単語が伸びているか言葉につまって話せなくなっているなどの症状が表れていないかチェックしてみましょう。
他にも、普段よく使うような「おはよう」「こんにちは」といった短い言葉でもどもりの症状が出て、うまく発することができないことがありますので、こういったチェックもしてみると良いでしょう。