年齢ごとの高血圧の数値とは?高血圧と診断される数値とは
血圧の数値が一定を上回ってしまう状態が続くことを高血圧と言います。この高血圧は脳卒中や心筋梗塞などの深刻な疾患を引き起こしてしまうものです。この高血圧による疾患を防ぐためにも、まずは普段から血圧を測定しておくことが必要ですが、高血圧と診断される数値とはどの程度を指すのでしょうか。
血圧が上がってしまう原因には加齢も関係していますがそうなると、年齢ごとで高血圧の数値がそれぞれ定められているものなのかも気になることでしょう。
高血圧の症状を引き起こしてしまわないためにも、高血圧の数値を抑えるにはどのような手段があるのでしょうか。
年齢ごとの高血圧の数値とは?
まず、高血圧の数値とは、血圧が正常よりも上回って維持されている数値となりますが、これは年齢問わず全て統一されています。
高血圧は加齢によって引き起こされていると考えられていることから、以前は年齢が上がるにつれて高血圧と判定される数値も上昇していたのですが、現在ではどの年代でも統一されるようになりました。
以前の年齢ごとの高血圧の数値
以前は、年齢別に高血圧の数値を決める方法として、「自分の年齢+90」としていた時代もありました。これに当てはめると「50歳の人であれば50+90で140mmHgまでは正常値」ということです。
現在の高血圧の数値
「血圧の正常値は最高血圧129mmHg、最低血圧84mmHgまで」とされており、それ以上は年齢関係なく高血圧としています。
高血圧と診断される数値とは
血圧を測定することで数値を出すことができますが、その数値に対し、「どこからどこまでが高血圧と診断されるか」の基準が定められています。
高血圧と診断される数値の基準は、WHO(世界保健機関)の世界で定められた基準もあり、日本国内では日本高血圧学会が日本人向けに発表しているものもあります。私達が注目しなければならないのは、もちろん日本国内向けに発表されている高血圧の数値です。
日本での高血圧と診断される数値
血圧は変動するものですが、繰り返し血液を測定しても「収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上」である場合が高血圧です。このうち、どちらか一方だけが高めの場合でも高血圧となります。さらに、血圧がこの数値を上回っていると高血圧症と診断されます。
高血圧の数値にならないためには
高血圧の数値にならないためには、毎日の生活の中でコントロールすることが必要となります。一般的に高血圧の予防としては、塩分の摂取を控えることやタバコを控える、運動を取り入れるといった方法がありますが、実際に行うとなるとなかなか継続できないものです。
しかし、継続できないからといって血圧のコントロールを怠ってしまうと、脳卒中や心筋梗塞などを発症させてしまうリスクが高まってしまいます。
そこで、高血圧の数値をコントロールするために、運動や減塩よりも圧倒的に続けやすく、便利な食事療法が生み出されました。それが藤城式食事法です。
「高血圧」藤城式食事法で高血圧を避けられる?
血圧をコントロールしていくには、効率の良い食事療法を取り入れていくことがおすすめできます。しかし、食事療法といっても減塩だけをする食事というものではありません。この「高血圧」藤城式食事法では、減塩ではない独自の方法によって血圧を下げていくというものです。
血圧を下げることができる食事療法となると、一般的には様々な工夫が必要な献立となりますが、「高血圧」藤城式食事法では、自宅で簡単に実践できるレシピとなっていますので、血圧を下げていきやすく、高血圧の改善に適していると言えるので非常におすすめできるのです。