どもりと滑舌の悪さは違う?滑舌が悪いと吃音症になりやすい?
自分は滑舌が悪いから人と上手く話せない、話下手だという方は多いのではないでしょうか。滑舌の悪さで悩んでいる方は多いのですが、場合によっては吃音症と滑舌の悪さを混同しているケースもあります。
滑舌の悪さと吃音、いわゆるどもりは、一見似ているように見えますが、実際には異なる症状なのです。
そこで、どもりと滑舌の悪さはどこが違うのか、また滑舌が悪いと吃音症になりやすいのかについてまとめました。
どもりと滑舌の悪さは違う?どもりと滑舌の悪さの原因は?
どもりと滑舌の悪さは違います。どもりと滑舌の悪さは、どちらも上手く話せないという点は同じですね。
ただ、滑舌の悪さは、話せることは話せるけれど、何らかの原因によって発音が聞き取りにくいというものです。そもそも滑舌というのは、はっきりなめらかに発音するための口や舌の動きという意味です。
例えば、口がしっかり開いていなかったり、舌の使い方が悪い、あるいは舌の長さや顎の形に問題があることで、滑舌が悪い状態になります。
対して、どもり、吃音は、発音に問題はないけれど、話したくてもスムーズに声が出せない、同じ言葉を繰り返してしまうといった症状です。
つまり、滑舌の悪さは身体的な問題であるのに対して、どもりは精神的な問題による言語障害だという違いがあるのです。
そのため、滑舌を良くするために口や舌の動かし方のトレーニングを行っても、残念ながら根本的などもりの解決にはなりません。
滑舌が悪いと吃音症になりやすいのはなぜ?
滑舌が悪いと吃音症になりやすいかと言えば、一概にそうとは言えません。上記で記載した通り、滑舌の悪さと吃音症は異なるものとなりますので、滑舌が悪いから吃音症だということにはならないのです。
口や舌の動かし方が悪く、発音が聞き取りづらかったとしても、普通に話せているなら吃音症ということにはならないでしょう。
ただ、滑舌の悪さが吃音症のきっかけになってしまうことは十分に考えられます。というのも、吃音症になる主な原因の1つとしてストレスが挙げられます。
過度なストレスがあることで、スムーズに話すことが出来ず、吃音症になるというケースは少なくありません。
滑舌の悪さは、周囲から指摘されることも多いため、実際に滑舌の悪さがストレスとなって吃音症に至るということもあるのです。
そのため、以前は滑舌の悪さが気になっていたけれど、いつの間にか吃音症の症状も出てしまい、滑舌の悪さと吃音症の両方の症状で悩んでいる方もいます。
ただ、滑舌の悪さと吃音症は原因や対処法も異なりますので、それぞれに合った方法で改善していく必要があります。
滑舌を良くするためのトレーニングでは吃音症は改善しない?
滑舌を良くするためのトレーニングでは吃音症は改善しないと言えるでしょう。もちろん、滑舌の悪さからくるストレスで吃音症になった場合、滑舌を良くしたことでストレスが解消され、吃音症も改善されるというケースはあります。
ただ、滑舌の悪さと吃音症になった原因が異なる場合、吃音症には吃音症に適した改善方法を行う必要があります。
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吃音の改善方法としては、薬物治療やカウンセリングなどの方法が一般的ですが、長年治療を続けても結局吃音が改善されなかったという方が多いのも事実です。
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これまで長年吃音に悩まされてきたけれど一向に改善しなかったという方は、ぜひ一度試してみて下さい。