話し方教室とは?レッスンや講座の内容は?話し方教室で会話は上達する?
話し方教室とは、話し方のトレーニングを行い、人前でのスピーチやプレゼン、雑談などの場面でスムーズに会話ができるようにするための教室です。また、会話を通して人とのコミュニケーションの取り方を学ぶこともできます。
話し方教室は、全国各地のどの地域にも必ずあるというわけではありませんが、東京や大阪、福岡といったいわゆる大都市には複数の話し方教室があります。
そこで、話し方教室はどんなところなのか、レッスンや講座の内容、そして話し方教室に通うことで会話は上達するのかについてまとめました。
話し方教室とは?
話し方教室は、名前の通り話し方を学ぶための教室です。
会社での会議や営業、同僚や友人との雑談など、生活している中で会話によるコミュニケーション能力が求められる場面はたくさんあります。
ただ、人と話すのが苦手、緊張して会話が続かない、大人数の前ではあがってしまい上手く話すことができないといった方は少なくありません。
そういった話すことを苦手としている方が、緊張したりあがったりせずに、スムーズに話すための練習をするのが話し方教室です。
話し方教室はお金がかかる?
話し方教室を運営している団体は様々ですが、主に民間企業やNPO法人などが行っています。
地域のボランティアなどで教室を開催しているケースもありますが、ほとんどの話し方教室は受講するための料金がかかります。
話し方教室の受講料は、教室ごとに様々で一概には言えません。ただ、ある程度規模の大きい話し方教室であれば、1週間1回~2回のレッスンで1ヶ月2万円~3万円程度が相場です。
また、多くの話し方教室では、1回2千円~3千円程度で体験レッスンを実施しています。
話し方教室のレッスンや講座の内容は?
話し方教室のレッスン内容や講座のカリキュラムなどは、各教室ごとに異なりますが、基本的にはまず発声や滑舌などの話し方の基礎となる練習を行う場合が多いと言えます。
また、1分間や3分間などの時間を区切って、他の受講者に向けてスピーチをするスピーチ練習も、話し方教室のレッスンとしてよく行われます。
スピーチ後は、どこが良かったか、悪かったかなどを話し合い、徐々に改善していくというのが大まかな講座の流れになります。
他に、会話をする際の緊張の度合いが大きい人に対しては、緊張をほぐしたり、不安をなくすための心構えなどをレクチャーする教室もあります。
発声や滑舌の練習
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話し方教室でまず行うのが発声や滑舌を上達させるための練習です。話し方教室を受講する方は自信のなさから声が小さい人が多いため、声の出し方を訓練したり、ニュースの原稿を読んで滑舌を鍛えるといったトレーニングが行われます。
スピーチの練習
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スピーチ練習では、他の受講生や講師の前で、決められたテーマに対して自分で考えて発言をします。また、自分でお題を決めて自由にスピーチをしたり、即興でスピーチをする練習もあります。
スピーチの時間としては、1人1分間~3分間程度で時間を区切って行う場合が多くなります。
話し方教室で会話は上達する?
話し方教室では、話し方はもちろん、会話を通して人と上手くコミュニケーションをとるための方法を学ぶことができます。
また、話し方教室のレッスン内容は、実際にスピーチや会話をして人前で話す練習をすることが基本となりますので、実践的なトレーニングを行うことが可能です。
そのため、緊張しやすい方やあがり症の方、人と会話をする機会が少なく場慣れしていない方などは、話し方教室に通うことで会話の上達が期待できるでしょう。
ただ、中にはあがり症や緊張などではなく、吃音、いわゆるどもりによって上手く話せないという方もいます。
話し方教室の講座でも滑舌の練習は行いますが、そもそも吃音と滑舌の悪さは異なるものとなりますので、吃音の改善には不十分だと言えます。
どもりには吃音専用のトレーニングが必要
吃音やどもりで会話が上手くできないという方の場合は、話し方教室よりも吃音専用のトレーニングを行う方が効果的です。
今吃音症やどもりの改善方法として注目されているのが、吃音どもり改善プログラムです。
吃音どもり改善プログラムは、これまで300人以上の吃音を改善してきた実績のあるプログラムとなります。
また、自宅で簡単に実践することができますので、近くに話し方教室がない方、他人と一緒にトレーニングをすることに抵抗があるという方にも非常におすすめです。